長年の湿疹の改善
基礎科前期レポート
私の母は添加物は体に悪いと言って、着色料や添加物たっぷりのお菓子、清涼飲料水、ファストフードなどを、幼い頃からほとんど食べさせてくれませんでした。また、父が和食しか食べないため、我が家の食卓はほぼ毎日和食でした。
私自身、もともと甘いものは好きではなかったので、甘いものを自分で購入することはほとんどありませんでした。
ですので、幼少の頃から一般的に良いとされる健康的な食生活を送ってきました。
しかし、高校時代から足の湿疹が不定期に出るようになり、その都度ステロイド剤で抑えてきました。自分は肌が弱いのだと思い、合成洗剤や市販のボディーソープから、純石鹸や無添加のものに切り替えました。
8年前(2008年)、足首から膝下すべて(両足)に湿疹が出た時に、ステロイド剤は症状を抑え込むだけで根本治療にはならないと聞き、ステロイド剤なしでの治療を決心しました。しかし、何種類の飲み薬を試してもほとんど効果がなく、肌のただれと猛烈な痒みが1年間続きました。医師から、この薬が効かなかったら皮膚科での処置はお手上げです、と言われた最後の薬が効いて湿疹が消え、この苦しみから抜け出せたと思っていたのですが、数か月後に湿疹が再発しました。
こんなにも健康に気を付けていたのに、なぜだろう、と絶望的な気分になっていたとき、恭子先生の教室に通っていた友人から、先生の本に「3週間だけ砂糖と果物をやめたら湿疹が治った」という体験談が載っていたことを聞き、藁にもすがる思いで本を購入し、半断食を3週間続けたところ、湿疹が消えたのです。
それから本を見ながら恭子式マクロを始め、出産後、どうしても先生から直接ご指導いただきたいと思い、今年の4月から教室に通うことにしました。
●恭子式マクロを始める前の食事
朝:チーズトースト2枚、カフェオレ(無糖)または無調整豆乳
昼:外食、コンビニの弁当・総菜パン・おにぎりなど
夜:白米、納豆、野菜炒め、パスタ、焼きそば、サラダ、卵料理など
外食時(週1回程度)には、焼酎ロック、ワインなど、
間食:ブラックコーヒー2杯、スナック菓子、せんべい、職場のお土産のチョコレートなど
●恭子式マクロを始めてからの食事(2010年以降)
(最初の2年間は玄米、3年目からは3分米)
朝:梅生番茶
昼:手作り弁当(玄米または3分米、梅干し、ごま塩、先生のレシピの煮物など)
夜:玄米または3分米、うどん、そば、先生のレシピ、納豆、けんちん汁、野菜炒めなど
間食:三年番茶、ナッツ類、せんべい
●恭子式マクロに変えてからの体調の変化
・寝不足が続くとすぐに風邪(のどの痛み、1か月以上続く咳)を引いていたが、引きにくくなった。
・生理の度に飲んでいた痛み止めが必要なくなった。
・朝の目覚めが良い。
・毎日大きな便りはあったが、1日3回になり、現在は1日1回になった。
・起きてすぐに大きな便りがある。
恭子注:朝ご飯をいっぱいしっかりと食べると、(ところてん式に?)大きな便りが出る、と思っている人が多いですが、
真の健康体は、朝起きて、すぐに、大きい便りが出るのがいいのです。
●学んだこと
・天与の分限:自分に与えられた器を超えて食べれば病気になる、それぞれ器の大きさが異なるということ。
こんなに健康に気を付けているのに、どうして私ばっかりがこんな目にあうのだろうなどと、「どうして、なんで・・・」と悩み羨むことに意味がないと知り、自分の器の大きさを自覚でき、私は私・・・と思えるようになりました。
恭子注:そうなんです。人と自分は、天から与えられた分限が違うのです。
(天与の分限とは、一生に食べてもいい食事の量は天から与えられて決まっているということ)
人が砂糖いっぱい肉いっぱい食べてもアトピーが出ない、と言っても詮無いこと。残念ながら、自分の分限で考えないと解決がないのです。
・自己否定をしない。
・正しい正しくないの価値観から好き嫌いの価値基準に変える。
こうあるべき・・・という価値観をやめて、好きか嫌いかという感情でみる。
・厳しい躾を受けてきた人ほど優等生であろうとする。「・・・すべき」という価値観にしばられてしまう。
私は自分に自信がなくてすぐに自己否定をしてしまいます。また、嫌いという感情を出せば相手を傷つけてしまうから言ってはいけないと考えているうちに、感情を表現することが苦手になってしまい、「・・・すべき」、「こうあるべき」という正義を振りかざすようになりましたが、価値観を押し付けていることに気づかずにいました。夫にも子供にも「・・・すべき」を求め、相手の価値観を無理矢理変えようとして、でも受け入れられないことで自分が苦しんできました。
しかし、私の価値基準を押し付け、夫や子供を批判することはさらに相手を傷つけてしまう、特に子供に対しては、子供自身の自己否定につながる行為であると気づきました。
教室の度に、先生に考え方の癖を指摘していただき、好き嫌いの価値観に変えることでイライラを減らす、心を流す方法を学び、心が楽になってきました。
恭子注:素晴らしいことに気が付かれましたね。
とても良いご家庭にお育ちになったので、人から見られて優等生的な行動をすることに慣れていらっしゃって自分でストレスを作ってしまいます。正しい正しくない、で自分も相手も縛ってしまっていました。
・運が良くなった。
恭子注:そうなんです。
皆さん、私の教室に来ると、運がよくなった、仕事運がよくなった、と言われます。
・感謝すること。
恭子先生の教室に通えたこと、直接ご指導いただけたこと、教室に通わせてくれた主人、小さい我が子が熱も出さず元気でいてくれるからこそ保育園に預けて教室に通えること、子連れで電車に乗っていると席を譲ってくださる方々、教室の仲間に出会えたこと、すべてに感謝です。
また心が乱れているときは感謝の気持ちがなくなってしまう、反対に、感謝の気持ちがあるときは心が穏やかであることに気付くことができました。
少しずつですが、感謝できる自分になれたことは嬉しい変化です。
最後に・・・
私はステロイド剤を使用しないで治せれば根本治療になると安易に考えていました。しかし、ステロイド剤を使用しないだけでは根本治療にはならない。病気は原因(器を超えた食べ方)があって、結果(症状)がある。食べ方と考え方を変えなければ根本治療には至らないということを学びました。
この教室は、恭子式マクロのレシピや調理法を教わるだけの教室ではありませんでした。教室に通ってみて、先生の本を参考にただ単に恭子式マクロの食事に変えるだけでは「真の」健康・幸せにはなれないと感じました。もちろん、本を参考に恭子式マクロの食事変えるだけでも病気は改善しました。しかし、先生から直接教わることが一番の魅力。気を配ること、お金の使い方のお話など、実例をあげて話してくださることや、生徒の質問や悩みにアドバイスを返してくださることで、生き方や考え方の癖が徐々に修正され、「真の」健康・幸せに近づけるのだと思います。
半年間、本当にありがとうございました。あと半年、しっかりと学んでいきたいと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
恭子からひと言
もう、ご自分で全部、気が付いていらっしゃるので、ひとつひとつ、頭ではなく、身に着けていかれるだけですね。
お子さんが小さいので、私の家の近くの一時保育所を探されて、毎回、満員電車の中、ベビーカー持参で大変な思いと努力をして、通われました。本当に素晴らしいです。
それだけ、(今でもお仕合せなのですが)さらに仕合せになられることを祈る思いです。
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アトピー、体質改善、考え方改善
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